17年ウィッチーズオタクをやってきた俺からして、「ウィッチーズ」といえば「ストライクウィッチーズ」と頭が認識している。自分がその作品にのめりこんでいるからというのもあるかもしれないが、俯瞰して見ても世のオタクたちの間でも「ウィッチーズ」といえば「ストライクウィッチーズ」だったはずだ。
唯一、「ウィッチクラフトワークス」の「ウィッチ」と「ース」がめちゃくちゃ「ストライクウィッチーズ」っぽさを感じて空目してしまうことはあったものの、「ウィッチーズ」の牙城は崩されることはないだろう。
……そう思っていた時期が俺にもありました。

前橋ウィッチーズ……!
前橋ウィッチーズ
以前、当ブログでもこの作品の制作決定が公表された際に「今度の「ウィッチーズ」はまさかのグンマー帝国が舞台!? 2025年4月よりTVアニメ放送スタート!」といった記事を書いた。タイトルからして完全に冷やかしである。
さらには当ブログのメインコンテンツでもあるルミナスウィッチーズが出演する対バンイベントに前橋ウィッチーズも出演するとのことで、前橋ウィッチーズとルミナスウィッチーズとの激熱ウィッチーズ対バン……!とこちらも記事にしている。
……が、この2つの記事はどちらも管理人が「前橋ウィッチーズ」を知らないで書いた記事になる。激熱ウィッチーズ対バンとは言っているものの、作品のこともよく分かっていないし、言うてそこまで大したことないでしょ? ウィッチーズシリーズとしてはこちとら17年選手ですぜと正直ナメている部分があった。
そんな中、「この作品結構面白い。ナメているとヤバいかもしれない。」と友人からの一声があった。対バンイベントの「対バン」とは、諸説あるものの語源としては「タイマン」とバンド同士が客数を競い合う状況を組み合わせた造語であるからして、これはれっきとした戦いなのである。だったら見てみようじゃないか、前橋ウィッチーズ。
かの孫子も言っていた。「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と。

全話視聴して……
ウィッチーズのオタクなので。 pic.twitter.com/zORvDRJDOM
— ジレンマ、 (@dilemmakanrinin) May 31, 2025
単独ライブに参加……。

次の単独ライブに速攻で応募。
……気づいたら、思いっきりハマってしまった。
前橋ウィッチーズ、よき!
昨日放送・配信開始の第11話も23時ピッタリに配信サイトで配信を再生し始める始末。(なんだったら帰宅途中だったのでスマホで視聴するほど。)
まずそもそもお話がしっかりしてる。シリーズ構成を務めている吉田 恵里香さんが全話脚本を書いているということで、全編通した一貫性があるほか、キャラクターに対する描写が決して「いい」描写だけでなく「悪い」描写があることで、キャラクターがちゃんと「人間」になっているのがいい。
だからこそ、キャラクターを超えた「人間」が一貫性のある脚本で描かれることで何の不自然さもなくストーリーを受け入れられる。個人的に好きな「互いに知らない人達の集まりが話数を重ねるごとに絆を深めていき、互いになくてはならないものになっていく」お話ということもあり、第10話は本当に泣いた。全員見ろ。
そしてなにより素晴らしいのはこのコンテンツの展開の仕方。新作アニメでかつ原作もない完全オリジナルなアニメという後ろ盾もない中で、この作品を絶対にヒットさせるんだという強い意志を感じる。
アニメ放送期間には1か月に1回アニメ本編を振り返るような定期ライブをやる。ライブは6000円台と参戦しやすい。リリースイベントも鬼のように打ちまくる。劇中歌も配信開始と同時にフルVer.をリリース。ユニットをTIFに出演させる。作中の描写に合わせるように公式サイトの表示内容を変える。そしてちょうどアニメ放送終了時に対バンイベントの出演。
正直、比較することではないかもしれないけど、俺はルミナスウィッチーズでこういうことをやってほしかった。きっと多くの人は「コロナじゃなかったら……」と言うかもしれない。でも俺は角川が仮に2025年にルミナスウィッチーズを展開していくとした時に前橋ウィッチーズと同じことをするとは到底思えない。ファンを増やすこと、そして掴んだファンを絶対に楽しませて手放さないという意識の差を俺は感じてしまった……。
これ、ルミナスウィッチーズ大丈夫そ?
前橋ウィッチーズは最終話を終えてから初めて公の場でライブをするのが6月26日のZEPPIN DISCO Vol.4になる。俺の中では90%くらいの確率で良い終わり方をすると思う。作品が最高潮なタイミングでの出演、しかもトリときたもんだ。ルミナスウィッチーズにはたして勝ち目はあるのか。……いや、きっとあるはずだと思うし、個人的には2点の勝ち筋があると踏んでいる。
1つはライブパフォーマンス。彼女たちのライブイベントに参加したり、配信動画も見たけれど、流石にプロジェクトが始まって1年以内ということと、キャストさんたちの練度はまだそこまでではなかった。
例えばフォーメーションに関してはそれぞれの曲にある5人の並び順をあまり崩さないまま、1列→2列になったり円形になったりするが、ルミナスの曲のフォーメーションは曲ごとに個性的だし、9人という数の面でも大きく動くことで派手さを感じられる。なのでライブパフォーマンスの見栄えという点では絶対に勝てると思う。(というかキャリア的には勝たないといけないし勝ってほしい)
ダンスのフォーメーション紙に書くタイプなのですが
左が入りたて、右が最近です🗒✍️分かりやすさ&早さを求めこの書き方になりました
あとフォーメーションは四コマ漫画ノートが書きやすいです#L_witch 🕺🎶 pic.twitter.com/PIj5EDrkgb
— 古仲 可奈 (@konaka_kana) February 10, 2023
もう1つはファンの練度と曲の強さ。練度でいうなら純粋な前橋ウィッチーズのファンは結構おとなしかった印象があったので、なんとか渡り合うことはできそう。ただ問題は対バンイベントにはアニソン系イベントを楽しむ層が一定層いるので、彼らがどう盛り上がる次第かなと思う。
そんな中、曲に関しては前橋ウィッチーズも強いと言えば強いが、今風な曲が多い印象で王道とは少し違う印象があり、アニソンとしての王道さはルミナスウィッチーズの方が強い。一発聞けばここにコール入れるんだなというのがハッキリわかるのはルミナスウィッチーズの曲の方だと思うので、ここは利点を生かしてファン以外の層にも盛り上がってもらって、ルミナスウィッチーズもいまだ健在なのをアピールしてほしい。
WONDERFUL WORLDやRoad to Miracleといった王道曲、My Shining Lightのようなパフォーマンスで「魅せる」曲、そしてわたしとみんなのうたのサビの指差しで新規客にファンサする……これが一番強そうな気はするが……果たして何の曲で来ることやら。強みであるストライクウィッチーズの曲を歌うというのも効果的かもしれないけど、個人的には「ルミナスウィッチーズ」で戦ってほしいからルミナスの楽曲だけで臨んでほしい。
なんにしても今回は既存オタクのために喜んでもらおうというよりかは、新規のオタクをどれだけ取り込むかに重きを置くべきでしょうね。こんな機会、もう無いと思う。前橋ウィッチーズのおかげでウィッチーズ対決だ!と参加するオタクはルミナスウィッチーズを意識するし、さらにルミナスウィッチーズを知らない場合どんな感じなんだろうなってオタクなら絶対気になるはず。
ここまで偉そうに書いたけど、ルミナスウィッチーズをこれからも続けていくのであれば、今回のような絶好のチャンスは手放しちゃいけないと思うし、いつも本気で頑張ってるのは知ってるけどあと1週間ちょっとの期間たくさん練習して仕上げてほしい。あとみんな前橋ウィッチーズ見ましょう。ウィッチーズオタクからの超偉そうな私見は以上です。



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